習得するまでの流れや手順
Xcodeの使い方を覚える
まずはSwiftの統合開発環境であるXcodeの使い方を覚えましょう。他のプログラミング言語でもいえますが、アプリ開発においてはツールを使いこなすことが最も重要です。Xcodeの使い方を知らないままSwiftについて学習しても、実際にアプリ開発をする段階でつまずいてしまいます。あらかじめツールに関する知識を頭に入れておけば、その後の学習効率は格段に上がります。
Swiftの基礎を学ぶ
次の手順として、Swiftの基礎を学びましょう。Swift Playgroundsを使いながら基本的な構造や文法などを覚えてください。より深い部分に関してはアプリ開発の段階で覚えます。最初の段階ではそこまで深く掘り下げる必要はありません。必要になった段階で公式ドキュメントなどから調べるようにしましょう。
アプリ開発に役立つ機能を覚える
Swiftの基礎を理解したら、実際にアプリ開発を行います。その際は、Xcodeの機能を使うことになります。表示する画面ごとに大きさを自動調節できるAutoLayout、画面遷移を設定する際に役立つSegueなど、便利な機能が多数備わっています。最初にストーリーボードで画面を作成することになるので、まずはここに関する機能を覚えてください。機能を知り、適した場面で活用することでアプリ開発の効率は格段に向上します。
公式ドキュメントを読む
ある程度分かったら、次は公式ドキュメントを読んでさらに理解を深めてください。Apple社製品向けのアプリを公開する際は、同社が定めるポリシーに準拠していなければなりません。せっかく苦労してアプリを作っても、規約に違反していれば世に出ることはありません。努力を無駄にしないためにも、事前に公式ドキュメントを熟読しておきましょう。また、Apple社が推奨するアプリがどういったものなのかを理解することで、より高品質なアプリ開発が可能になります。
なお、読んでおくべき公式ドキュメントとして挙げられるのは、「iOSアプリケーションプログラミングガイド」「iOSヒューマンインターフェースガイドライン」「AppStoreでの公開に向けた開発」の3つです。公式ドキュメントは他にもありますが、まずは最低限この3つを読んでおいてください。
実際に作ってみる
その後は、チュートリアルで積極的にアプリ開発に取り組みましょう。情報がまとめられたサイトや書籍を参考にしてアプリ開発を進めてください。情報はあらゆる場所に転がっています。1つの方法にこだわる必要はありません。自分に合った方法で知識やスキルを身につけてください。アプリ開発で大切なのは、実際に手を動かすことです。最初は上手くいかなくても、諦めずに取り組むことでいずれコツを掴めます。
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